BGP MEDの構成・設定 |
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Dynamips/Dynagenを使用してBGP MEDを構成します。AS65000、AS65001、AS65002を作成し、AS65000-AS65001-AS65002のように接続します。AS65000とAS65002において、お互いのルートをBGPでアドバタイズし、2つのAS間で疎通させます。AS65001において、AS65002のR5が生成元の5.5.5.5/32に対して、AS65000との2つの接続のうちの片方の接続においてout方向でMED値をデフォルトの0から5に、もう片方の接続において0から10に変更します。これにより5.5.5.5/32のルートに対して、AS65001は、AS65000から自分自身への入り口として、AS65001内のR3を使用するようにAS65000に伝えます。
自ASからあるルートに対して他ASへの出口が複数ある場合に、他ASから伝えられたメトリックにより
同一ルートに優劣を付けることができ、自ASはそれに従い特定の出口を使用する。
自ASから他ASへの出口を他ASが指定する際に使用される。
他ASから伝えられたメトリックを比較するため、自ASと他ASにおいてMED値に関するポリシーを共有する必要がある。
今回の構成で言うと、AS65001が5.5.5.5/32宛ての自分自身への入り口をメトリックにより他のAS(AS65000)へ伝える。
R1#sh bgp ipv4 unicast Network Next Hop Metric *>i 5.5.5.5/32 11.11.11.11 5 ===> smaller metric *>i 10.5.5.0/24 10.10.10.10 0 ===> lowest BGP router-id * i 11.11.11.11 0
R10#sh bgp ipv4 unicast Network Next Hop Metric *>i 5.5.5.5/32 11.11.11.11 5 ===> smaller metric * 10.2.10.2 10 * i 10.5.5.0/24 11.11.11.11 0 *> 10.2.10.2 ===> prefer eBGP route
R11#sh bgp ipv4 unicast Network Next Hop Metric *> 5.5.5.5/32 10.3.11.3 5 ===> smaller metric * i 10.5.5.0/24 10.10.10.10 0 *> 10.3.11.3 ===> prefer eBGP route
(1) Dynagen .net file (2) R1 (3) R2 (4) R3 (5) R4 (6) R5 (7) R10 (8) R11
sh ip route sh bgp ipv4 unicast summary sh bgp ipv4 unicast (1) R1 (2) R10 (3) R11
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